愛媛の森林基金について

公益財団法人愛媛の森林（もり）基金は、緑輝く豊かな郷土づくりを目指して、県民の皆様をはじめ、県、市町村、団体、企業等、各界各層の方々からの温かいご理解と格別のご支援をいただき、昭和61年に設立されました。

これまで、緑化思想の普及啓発、森林の整備、緑化の推進など、森林の公益的機能の拡充強化に資するさまざまな活動に取り組んで参りましたが、今日では、山村地域における過疎化や高齢化の進行、長期にわたる木材価格の低迷などから、森林・林業を取り巻く環境は大きく変化し、森林の荒廃に歯止めがかからない状況となっております。

森林は、私たちの生活に欠かすことのできない水を供給したり、山地災害を防止するなど、さまざまな恵みをもたらしておりますが、こうした機能も、森林が健全な状態にあってこそ高度に発揮されるものです。

愛媛の森林基金では、県民共有の財産である森林を守り育て、健全な姿で次の世代にしっかりと引き継いでいきたいと願っています。

そして、これを具体化するためには、県民の皆様に森林の現状に関する様々な情報をお伝えし、森林・林業が担っている役割の大切さや、森林・緑がもたらす限りない恩恵などに対する正しいご理解をいただくことが何よりも大切と考えております。

今後とも、このホームページを通じまして、皆様に森林及び緑化に関する情報を広く発信して参りますので、森林を守り緑を育てる活動に引き続き温かいご理解とご支援をいただきますようお願い申し上げます。

公益財団法人愛媛の森林基金
理事長　久保　圭一朗
（愛媛県農林水産部長）